塾長:サカクラ「大阪公立大学を目指したいけど、高1の今から何をすればいい?」とよく聞かれます。
高校1年生のうちから大阪公立大学を意識して動き出すことは、合格の可能性を大きく高める正しい判断です。ただ、「何からやればいいかわからない」まま時間だけが過ぎてしまう生徒が多いのも事実です。
今回は、大阪公立大学を目指す高1生が今すぐ取り組むべき勉強の方向性と、高1のうちにやっておくべきことを具体的に解説します。
【結論】高1でやるべきことは「基礎固め」と「学習習慣の構築」
高1生が今すぐやるべきことを一言で言えば、「英語・数学・国語の基礎を徹底的に固めること」です。
大阪公立大学の入試は共通テスト+二次試験の2段構えです。共通テストでは、全科目の基礎的な理解力が問われます。高1〜2で基礎を固めておかないと、高3になっても応用問題に進めず時間切れになってしまいます。
また、1日2〜3時間の学習習慣を高1のうちから当たり前にしておくことが、高3での追い込みを支える土台になります。「高3になってから頑張ればいい」という考えは、大阪公立大学合格においては通用しないと思っておいてください。
高1でやるべきこと① 英語の基礎を完成させる
大阪公立大学の英語は、読解量が多く、語彙力が合否を左右します。高1のうちに英語の基礎を完成させることが、最も投資対効果の高い取り組みです。
単語:高1の段階で、共通テストレベルの英単語(約2,000〜3,000語)を固めることを目標にしましょう。2日に1回100語を完璧じゃなくてもいいので解いて触れることを続ければ、1年間で2,000語以上は確実に覚えられます。
文法:中学英語の復習から始め、高校英文法(分詞構文・不定詞・倒置法・仮定法など)を体系的に理解しましょう。文法が理解できると、長文読解の精度が一気に上がります。
音読:単語帳のフレーズ部分を毎日音読する習慣をつけましょう。音読は語彙・文法・読解力をまとめて鍛えられる最も効率的な学習法です。
高1でやるべきこと② 数学の概念を丁寧に理解する
数学は高1・2の内容が大阪公立大学の二次試験に直結します。特に「数学Ⅰ・A」「数学Ⅱ・B」の内容をしっかり理解しておくことが必須です。
高1生のうちは、青チャートなどの参考書で、解けなかった問題を何度も解き直すことに注力しましょう。間違えた問題には印をつけ、繰り返し解く習慣を作りましょう。
また、「公式を丸暗記する」のではなく「なぜその公式が成り立つのか」を理解することも大切です。大阪公立大学の数学は記述式で、答えに至るまでの過程(途中式)が評価されます。高1から「途中式を省かない」クセをつけておきましょう。
青チャートでは、指針と書いてある問題と解説の間の部分が大切なので必ず読むこと。(練習問題やエクササイズなどは後で良いので例題をガンガン解いていこう。)
高1でやるべきこと③ 国語(現代文)の読み方を変える
現代文は「なんとなく読む」から「論理的に読む」へ転換することが最大のポイントです。
高1のうちに意識したいのは、「接続詞に丸をつけながら読む」習慣です。「しかし」「つまり」「なぜなら」「一方で」といった接続詞は、文章の論理構造を示すサインです。接続詞を意識するだけで、文章の主張と根拠の関係が見えやすくなります。
また、読んだ文章を「一言で要約する」練習も有効です。段落ごとに「この段落は何を言っているか」を3行以内でまとめるトレーニングを日常的に行いましょう。
現代文の読み方をしっかりやっているのに伸び悩んでいる人は、現代文評論キーワードもおすすめ。
【学習時間の目安】高1でどれくらい勉強すればいい?
| 時期 | 平日の学習時間 | 休日の学習時間 | 重点内容 |
|---|---|---|---|
| 高1前期(4〜9月) | 1〜2時間 | 3〜4時間 | 授業内容の定着・定期テスト対策 |
| 高1後期(10〜3月) | 2〜3時間 | 4〜5時間 | 英語単語・数学の復習・読書習慣 |
高1の段階では、まず「毎日必ず机に向かう」という習慣そのものを確立することが最優先です。時間の長さより継続性が重要です。
部活と両立する場合でも、帰宅後の30分〜1時間を英単語や数学の復習に充てることで、積み上げが生まれます。「毎日少しずつ」の継続が、高3での逆転合格を可能にします。


高1のうちにやっておいて損はないこと
模試を受けてみる:高1の段階から河合塾や駿台の全国模試を受けておくと、自分の現在地が把握できます。結果に一喜一憂する必要はありませんが、「大阪公立大学の合格ラインまでの距離」を感じることが、モチベーションの維持につながります。
大阪公立大学のパンフレット・HPを見ておく:どんな学部・学科があるのか、どんな研究をしているのかを知ることで、目標が具体的になります。志望する学部が決まると、対策すべき科目や二次試験の内容も明確になります。
読書習慣をつける:現代文の読解力は、読書量に比例すると言っても過言ではありません。週に1冊でも本を読む習慣をつけておくと、高3での現代文対策が格段に楽になります。
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