漢文と同程度の重要度!それにしてはタイパはいいはずだ。取れるところで取っておこう〜!
「情報1」と「旧情報」はどう違う?
構成について
現役生が履修している新課程では、必修科目「情報1」と選択科目「情報2」の構成となっています。
一方、浪人生が過去に履修した旧課程は、「社会と情報」と「情報の科学」のどちらかを選択して必修する形式となっていました。(覚えている人の方が少ないはず、、、💦)
ちなみに、生野高校では「社会と情報」の教科書を採択していましたよ。
旧課程と新課程の分野の違いを解説
下の図は文部科学省資料の内容を元に作成したものです。
旧課程「社会と情報」を履修していた浪人生は、新課程の第1章と第2章を中心に学習することが望ましいことがわかりますね。
ただし、まずは当時使っていた教科書を読むことが最優先です!
「社会と情報」と「情報の科学」どちらが有利?
共通テストの「旧情報」は、「社会と情報」と「情報の科学」のどちらを履修していても不利益が生じないように、両科目共通の問題と各科目固有の問題では選択できる様に構成されているため、どちらとも問題なく受験できます。
ただし、旧課程と新課程の分野の対応表を見てみると、多くの浪人生が履修している「社会と情報」では、新課程の(1)と(2)に当てはまります。
そのためプログラミング的な要素を避けられることから、「社会と情報」の方が少し有利でしょう。
「情報」は全員必須なのか?
97%の国立大学で情報Ⅰを必須としています。
その一方、公立大学は44%に留まるようです。
多くの大学で必須としているものの、他の科目に比べて、配点が低い大学が55%と、科目増加を配慮している大学もあります。
以前にも増して、早い段階から志望校の受験科目を調べておく必要がありますね。
また、併願校との組み合わせについても複雑化していきそうです。
国立大学 | 公立大学 | |
---|---|---|
必須 | 97% | 44% |
他教科との選択 | 3% | 40% |
利用しない | 0.1% | 16% |
※河合塾調べ、公表164大学の前期日程募集区分で集計
情報Ⅰの配点比 | |
---|---|
配点比が低い | 55% |
素点利用 | 37% |
配点比が高い | 8% |
※河合塾調べ、公表85大学のうち、6教科8科目を課す前期日程の募集区分で集計
構成など全体概要
問題の構成と配点
さて、大学入試センターが公表している「旧情報」の試作問題を見てみましょう。
(こちらから飛べます。)
試験時間:60分
大問数:必答2問+選択問題4問から2問選択の合計4問
配点など(試作問題より):
オススメの学習ルート
教科書の内容を超ベースにした出題になるため過去問演習にこだわらずともある程度の点数は取れる。
まずは共通テスト前の追い込みが始まる12月までに、学校配布の教科書を一読しておきましょう。
無くした人は、メルカリなどで買おう😭絶対!!
教科書をなくした人は、原則として中古でも良いのでなんとかゲットしよう。
ただし、どうしても用意できない人はこちらの参考書がオススメだ!
こちらの第1章/第2章/第4章の44節、46~48節、50節はマストで目を通しておこう!
【Q&A】よくある質問
- 得点調整はある?
-
はい。得点調整の対象となります。
(従来は、受験者数が1万人未満の科目は得点調整の対象としないこととしてきましたが、「情報1」と「旧情報」に関しては、受験者数が1万人未満の場合でも得点調整の対象となります。) - LAN/Wi-Fi/WANなどは出る?
-
はい。出題される可能性があります。
旧課程「社会と情報」では単元: 「情報通信ネットワークとコミュニケーション」に該当し、
旧課程「情報の科学」では単元: 「コンピュータと情報通信ネットワーク」に該当します。
- 情報関係基礎の問題は使える?
-
使えますがオススメはしません。
「情報関係基礎」の過去問は、情報が古いことがあること、出題の意図が異なること、範囲が重なる部分はあるが一致しない部分があることなどからお勧めできません。ただ、高1や高2のうちから問題演習に励んでおり、解く問題がなくなってしまった場合には練習として活用してもいいでしょう。 - 2進法・ビット/情報のデジタル化(bps、解像度)などは出る?
-
はい。出題される可能性があります。
旧課程「社会と情報」では単元: 「情報通信ネットワークとコミュニケーション」に該当し、
旧課程「情報の科学」では単元: 「コンピュータと情報通信ネットワーク」に該当します。
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