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【これで完結】2025年の共通テストから追加される「情報Ⅰ」を徹底解説(内容・傾向・対策)

塾長:サカクラ

大学生の頃にプログラマの経験がある私が「情報1」を徹底解説します!
(実は、このHPも自分で作りました。)
「旧情報」についての情報は別の記事にしているので、そちらをご覧ください!

目次

全員必須なのか?

97%の国立大学で情報Ⅰを必須としています。
その一方、公立大学は44%に留まるようです。
多くの大学で必須としているものの、他の科目に比べて、配点が低い大学が55%と、科目増加を配慮している大学もあります。
以前にも増して、早い段階から志望校の受験科目を調べておく必要がありますね。
また、併願校との組み合わせについても複雑化していきそうです。

 国立大学公立大学
必須97%44%
他教科との選択3%40%
利用しない0.1%16%
※参照:河合塾 国公立大 共通テスト「情報Ⅰ」の設定状況
※河合塾調べ、公表164大学の前期日程募集区分で集計
情報Ⅰの配点比
配点比が低い55%
素点利用37%
配点比が高い8%
※参照:河合塾 国公立大 共通テスト「情報Ⅰ」の設定状況
※河合塾調べ、公表85大学のうち、6教科8科目を課す前期日程の募集区分で集計

カリキュラムや構成など全体概要

カリキュラムはどうなっている?

文部科学省のサイトによると、カリキュラムはこのように4つの分野からなっています。

  • 第1章:情報社会の問題解決
  • 第2章:コミュニケーションと情報デザイン
  • 第3章:コンピュータとプログラミング
  • 第4章:情報通信ネットワークとデータの活用

問題の構成と配点

さて、大学入試センターが公表している「情報Ⅰ」の試作問題を見てみましょう。
こちらから飛べます。)

試験時間:60分
大問数:4
問題構成:
■大問1 
問1:情報社会の問題解決……4点
問2:情報通信ネットワークとデータの活用……6点
問3:コンピュータとプログラミング……6点
問4:コミュニケーションと情報デザイン……4点
問2
A:情報社会の問題解決/コミュニケーションと情報デザイン……15点
B:コンピュータとプログラミング……15点
問3
コンピュータとプログラミング……25点
問4
情報通信ネットワークとデータの活用……25点

さらに分析してみよう

情報Ⅰの専門知識が必要な問題と、素養・教養と判断力で解ける問題に大別できることがわかりました。
授業を履修していない場合でも60点くらいは狙えそうです。

今回の試作問題では、「進数の変換」、「プログラミングの単元(引数や戻り値、関数など)」、「データの活用(標準偏差や箱ひげ図など)あたりは、演習を積んでおかないと難しい範囲でした。

【注意①】浪人生は「旧情報」を選択しよう。

浪人生は、旧課程からの出題である「旧情報」を選択することができます。
今年までの経過措置なので、もう一浪は避けたいところ、、、💦
出題範囲が異なっており、浪人生にとっては「旧情報」の方が簡単に学習を進めることができるため、必ず間違えない様にしよう。
詳しくは、こちら⬇️の記事で紹介しているので、ぜひ確認してください!

【注意②】使用されるのは「大学入試センター独自のプログラム表記」

プログラミング言語にはたくさんの種類が存在しており、常に進化を続けています。
しかし、プログラミングの基本的な考えは全て共通していて、「目的達成に向けて、抜け漏れなく、筋道を立てて手段を考える」ことにあるので、各言語の習熟度によって差が生まれないように、共通テストの「情報Ⅰ」では、共通テスト独自の言語表記が用いられる予定です。
受験生が初見でも理解できるように作られていますが、「引数」や「戻り値」などのプログラミング用語はわかっておく必要があるでしょう。

対策方法は?

高1・高2生時点では

学校の授業をしっかり聞いて、定期テストに励む程度で問題ありません。
新設された教科のため、過去問のデータが十分にありませんが、試作問題と説明を参照したところ授業内で習う内容から大幅に難しくなることはなさそうです。
ただし、進数の変換などの計算方法や、プログラミング用語などの教科独特の専門用語についてはしっかり覚えておくと楽でしょう。

高3生になったら

単元でわからないところは、学校の教材もしくは参考書などで先に潰しておきましょう
教科全体的に理解ができた段階で、一旦終わりにしておきましょう。(たいていの学部において、全ての受験科目の中での配点率は1%〜3%ほどです。だいたい共通テストの漢文と同じくらいの配点割合。
知識が入っていれば問題演習は、共通テストの1ヶ月前からでも十分間に合うでしょう。
思い出しながら、対策問題などで慣らしておきましょう。

Amon学院公式インスタグラムでは、情報Ⅰやその他の共通テストに関する投稿を発信しています。
こちらも見ておくだけで勉強になるので、ぜひチェックしてみてください!

オススメの学習ルート

共通テストの「情報1」は2025年の共通テストで初年度ということもあり難易度は高くないでしょう。
下記のスケジュールと順番で取り組むことで、十分に対策できますよ!


STEP
教科書の内容を一読しよう!(高校1年生〜高校3年生11月までに)

教科書の内容を超ベースにした出題になるため過去問演習にこだわらずともある程度の点数は取れる。
まずは共通テスト前の追い込みが始まる12月までに、学校配布の教科書を一読しておきましょう。

STEP

【Q&A】よくある質問

得点調整はある?

はい。得点調整の対象となります。
(従来は、受験者数が1万人未満の科目は得点調整の対象としないこととしてきましたが、「情報1」と「旧情報」に関しては、受験者数が1万人未満の場合でも得点調整の対象となります。)

「旧情報」は何を勉強したらいい?

別の記事で執筆していますので、こちらをご覧ください。

情報関係基礎の問題は使える?

使えますがオススメはしません。
「情報関係基礎」の過去問は、情報が古いことがあること、出題の意図が異なること、範囲が重なる部分はあるが一致しない部分があることなどからお勧めできません。ただ、高1や高2のうちから問題演習に励んでおり、解く問題がなくなってしまった場合には練習として活用してもいいでしょう。

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塾長:サカクラ

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その他ご希望等ございましたら、お申し付けください。

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その際に、現在のご状況やラフなご希望をお伺いいたします。
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もちろん、説明を聞くために保護者さまに同伴いただくことも可能です!

STEP
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気に入っていただけましたら日程を調整の上、
親御さまにお越しいただき、ご入塾のお手続きをいたします。

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